乳癌に気をつけなくてはならない人については、乳癌の危険因子の項目で述べましたが、乳癌にならない方法はあるのでしょうか?
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結論からいうと「ありません」。これというものがあれば、乳癌は撲滅されているでしょう。
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しかし絶望することはありません。危険因子をできるだけ避けるようにすれば、その可能性も多少は低くなるでしょう。危険因子の中で、最も気をつけることができるのは、食事療法です。特に肥満は閉経後乳癌の発症と密接に関係しています。閉経により卵巣機能が低下すると、女性ホルモンは主に脂肪細胞によって作られます。脂肪摂取の多い欧米に乳癌が多いのはこのためでしょう。日本人の乳癌が欧米に比べて少ないのは、大豆・ビタミンA・野菜の摂取が多いからではないでしょうか。
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しかし近年では日本でも、脂肪摂取量が欧米並みになってきており、それに伴い乳癌も増加しています。現在乳癌罹患数は年間3万人程度ですが、10年後には約6万人に増加するといわれるほど深刻です。どうか食事には充分お気をつけください。
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そして、乳癌を早期に発見するには、やはり乳癌検診を受診することと、自己検診をマスターすることが大切です。乳癌検診も触診だけでなく、マンモグラフィーを併用した検診を受診しましょう。マンモグラフィーを併用した乳癌検診は50歳以上の婦人を対象にした乳癌検診で、1〜2年に一回は受診する方向になりつつあります。これにより、しこりが触れない非触知乳癌を発見することができるのです。また、正しい自己検診を身に付けると、かなり小さなしこりまで確認できるようになり、乳癌の早期発見につながりますので、正しいやり方を習熟してください。詳しくは、セルフチェックのページをご参照ください。